子ども見守りチーム(Child Protection Team:CPT)の紹介
診療において子どもの心と体の健やかな発達に影響するものを注意深く意識し、子どもの安全を守るため、複数の職種が連携し活動することが大切です。当院ではこれを子ども見守りチーム(CPT)と呼んで、2013年から取り組みを始めました。
子ども見守りチーム(CPT)メンバー
- 小児科医
- 小児看護専門看護師
- 医療ソーシャルワーカー
小児科医、小児看護専門看護師、医療ソーシャルワーカーがコアメンバーとなり、小児外来や小児病棟の看護師長、地域連携室、臨床心理士、保育士らとチームを組んでいます。
実際には、子どもが健康管理のサポートを十分に受けられない環境にあるとき、保護者と一緒に地域の力を借りることを含めて、子どもがすくすくと育ち、子育てがしやすい環境づくりに取り組みます。
そのために日頃から、子どもの権利を守り、親子をサポートしている地域の子育て支援課や福岡市こども総合相談センターとの連携をはかっています。
子育ては、親に喜びや幸せだけをもたらすものではありません。ときには、つらい気持ちや孤独を感じることがあります。
また、子ども自身も家族や周囲の大人に対して悲しみ、寂しさ、恐怖を感じていることがあるかもしれません。
私たちは、子どもや、子どもの周りにいる方の困りごとをサポートしたいと思います。病気を含め、子どもの成長や子育てで気になることがありましたら直接院内スタッフにお知らせください。