RI検査依頼
当院では、キヤノンメディカルシステムズ製SPECT装置SymbiaEによるRI検査を行っております。日常診療に当院のRI検査をご活用ください。
該当する患者さんがございましたら、下記に沿ってご連絡ください。
放射線検査予約から検査終了までの流れ
1. 検査のご予約
検査は予約制となります。下記の電話番号から、放射線科受付までお電話ください。
092-565-5534 (内線341)
- ・右記の「当院で可能なRI検査」以外は行うことができません。
- ・事前にRI検査薬を注文するため、検査当日のキャンセルはできません。
- ・キャンセルの場合は、検査2日前(月曜検査の場合は前週の木曜日、火曜日検査の場合は前週の金曜日)までにお電話ください。
2. 必要書類を作成し、患者さんへお渡しください
お電話による予約が完了しましたら、「貴院の診療情報提供書」または、下記の「検査注意事項および診療情報提供書兼RI検査申込書」をダウンロードし、必要事項のご記入をお願いいたします。また、患者さんには検査当日にご持参するようお伝えください。
検査注意事項および診療情報提供書兼RI検査申込書
PDFダウンロード Wordダウンロード
- ※「貴院の診療情報提供書」を使用する場合は、必ず検査名(例 骨シンチグラフィ)をご記入ください。
- ※注文するお薬の関係上、事前に地域連携室へ「貴院の診療情報提供書」もしくは「診療情報提供書兼RI検査申込書」のFAXをお願いいたします。
FAX:092-566-6910
3. ご来院
患者さんには、検査時間の30分前までに、「総合受付」(放射線科受付ではありません)までいらっしゃいますようお伝えください。
4. 検査実施
5. 検査結果の郵送
検査結果CD(画像、レポート)は、後日、貴院への郵送となります。
- ※患者様への結果のご説明は、ご依頼された病院様でお願いいたします。当院の医師からの検査説明は行っておりません。
- ※検査結果到着まで4日程度かかります。また、土日祝日の影響によりそれ以上かかる場合があります。
6. お会計
患者さんは会計後、地域連携病院またはご自宅へお戻りいただきます。
当院で可能なRI検査
ドパミントランスポーターシンチグラフィ
※撮影はRI投与から3時間後となります。
- ・ドパミントランスポーターは、脳の線条体内に存在する黒質線条体ドパミン神経の終末部に高発現しています。パーキンソン病やレビー小体型認知症では、この発現量が低下することが知られています。この検査により、ドパミントランスポーターの脳内分布を評価できます。
脳血流シンチグラフィ(99mTc-ECD)
※撮影はRI投与から15分後となります。
- ・脳の血流を評価する検査です。脳血流の異常を検出します。
- ・CT、MRI検査ではとらえる事のできない、早期の認知症の診断、早期の脳血管障害や神経症状の検出、脳の機能評価、てんかん焦点の検出などに用いられます。
- ・当院では99mTc-ECDの薬のみを使用しています。
- ・負荷検査は行っておりません。
骨シンチグラフィ
※撮影はRI投与から3時間後となります。
- ・骨の代謝状況(骨吸収と骨形成)を調べる検査です
- ・悪性腫瘍の骨転移の検索や、原発性骨腫瘍、骨折(特に疲労骨折)や代謝性骨疾患の診断に有用です。
- ・骨髄炎、関節炎などの診断や活動性の評価や骨壊死の早期診断および経過観察にも使用されます。
心筋交感神経シンチグラフィ(MIBG)
※撮影はRI投与から3時間後となります。
- ・お薬が心臓の交感神経に取り込まれるかを確認します。
- ・パーキンソン病やレビー小体型認知症の場合は、お薬が交感神経から取り込まれず、心臓が映りません。
ピロリン酸シンチグラフィ
※撮影はRI投与から3時間後となります。
- ・ATTR心アミロイドーシスとALアミロイドーシスの鑑別診断が可能です。