当科の特長
当院の専門性を反映して、呼吸器疾患・アレルギー疾患で、その原因にストレスが関係している患者さん(呼吸器心身症,アレルギー心身症)の治療を行っています。
内科=身体の症状を主に診療していますが、軽症の精神症状も診療しています。
身体の病気が原因?ストレスが原因?当院では呼吸器内科・アレルギー科・耳鼻咽喉科と相談しながら、ベストな方法を選択して治療にあたっています。
心理療法が必要と判断される場合には心理療法士によるカウンセリングをご案内します。
(例)長引く咳症状には多くの原因が関係していることが多く、治療に難渋する場合があります。当院では、長引く咳の原因を調べるために、採血、レントゲン、CTなどによる呼吸器疾患の精査に加えて、24時間pHモニター,カプサイシン負荷による咳感受性テスト、アセチルコリン関連薬剤負荷による気道過敏性検査、耳鼻科検査、自律神経検査、ストレスチェックなどの検査を行い、検査結果を総合的に判断して、治療にあたっています。
『病気が治る(病気と付き合っていく)』から『元気になる』へ
治療初期では薬剤を用いて対応しています。症状の改善をみながら“ストレスに対応する技術(リラクゼーション法や生活指導など)”を学んでいただき、薬剤を減量していきます。
また、外来や入院での治療だけでなく、患者さんが「元気になる」取り組みも行っています。「体(脳と身体)」の健康、「心」の健康を目指して、当院スタッフ、患者さんが一緒に活動しています(「ホットの会」「自然と健康学びの場」など)。詳細については、当院に問い合わせください。
対象疾患
気管支喘息・慢性咳嗽・慢性呼吸不全・アトピー性皮膚炎・不眠症・軽症のうつ病や不安障害など
外来受診案内
- ・ご自身で、症状にストレスの関与が強いと感じられている患者さんは、直接心療内科の新患外来を受診ください(木曜日午後:予約制)。心療内科医も呼吸器疾患、アレルギー疾患へのトレーニングを受けています。「せき」「息苦しさ」「かゆみ」などの症状に対応させていただきます(症状に応じて各専門医に相談させていただきます)。
- ・先ずは身体の病気を鑑別して欲しいという患者さんは、呼吸器科、アレルギー科、皮膚科、耳鼻科の外来を受診し、各専門医の診察・加療を受けてください。必要と判断された場合に心療内科に紹介いただいています。
- ・精査・加療のため入院していただくこともあります。
- *気分障害(不安、抑うつ)で精神症状が主で症状が重たい場合、認知症・統合失調症や双極性障害(躁うつ病)など精神科での診断・治療が必要な場合は、適切な医療機関を紹介させていただきます(精神症状での入院加療は行っていません)。また、発達障害(子供・大人)についても専門病院に紹介させていただく場合があります。
- *小児の心身症は小児科での対応となります。
外来担当表
*赤字は予約外来です。
心療内科 |
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受付:完全予約制 (電話予約) ※ 新患受診 (木) 13:00~ |
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区分 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
午前 | *平本 | *古川 | ||||
午後 |
*交代制 (新患) |
*平本 |