治療に関するお話 番外編 “自然と健康学びの場⑦”
畝が出来たら、さあ何を植えよう!という話になります。畝を立てたばかりの畑はまだ微生物も多くなく栄養も少ないので、豆類かイモ類が候補になります。落花生?サツマイモ?
落花生の豆知識
ちなみに、落花生がマメ科なのを知っていましたか?その姿を見るとやっぱり豆だな!と思うのですが、単なる美味しいおやつとしか思っていなかった私は「自然農」を始めてから、落花生は豆と認識しました。
落花生はどのように食べますか?もちろんゆっくり炙って中まで火が通ったものがおいしいですね。けれども、自分で炒るのはなかなか大変な作業です。炒ったことありますか?炒ってみると大変さがわかるので、市販の落花生がどうして高いのかがわかりました。何事も経験ですね。
落花生の美味しい食べ方
落花生の食べ方でおすすめなのが“落花生ごはん”です。これは生の落花生が手にはらないと作れません。作り方は簡単で、お米と水、落花生に塩を入れてスイッチをポン、そうすると出来上がります。落花生の甘みがごはんにしみこんで、そして、落花生のカリっとした歯ごたえと甘みが相まって、とても美味しいです。
落花生の収穫
落花生は土の下に実をつけるので収穫する時は土を掘り起こす必要があります。取りこぼしが無いように落花生を探しだして一つ一つ取り出し、天日干しで乾かし、必要なら水で洗ってから再度乾燥させて保管します。「自然農」は手作業で行うので、落花生の収穫は手間がかかる部類の作物になります。
また作ろうかな?どうしようかな?と悩むのですが、あの“落花生ごはん”の味を思い出すと、もう一回作ろう!という気持ちになります。とはいっても落花生の葉は夏の間でもどんどん茂ってくれるので、成育の間にあまり手を貸さなくてもよく、収穫も確実に見込めるので気に入っている作物です。(慣行農法ほど多くは取れませんが)
何か話題が落花生の話ばかりになってしまいました。食い意地がはっているせいでしょうか?落花生の生育と収穫について、秋過ぎて記載する予定にしています。お楽しみに。
実際の植付け
実際に何を植えたかというと、3月にジャガイモを植えて、ネギの種をおろしたりポットで育てたネギの苗を移植しました。
- 「これがネギの種ですか?」
- 「こんな細いのが大きくなるのですか?信じられない!」
- 「食べられるくらいに大きくなるのですか?まだまだ疑いの目線です」
などのコメントをもらいました。
何事も経験です。ネギは8月にもう一度移植して、12月以降に食べることができるでしょう。その時のコメントが楽しみです。
穴を掘りじゃがいもの種イモを植えました。
葉っぱをかぶせました。
どこに植えたかわからないですね。
ネギの種をおろして、ポットで育てた苗を移植しました。
国立病院機構 福岡病院 心療内科 平本 哲哉