心療内科ってなぁに? 第18回 あなたは“シャキシャキ派”?“くたくた派”?

あなたは“シャキシャキ派”?“くたくた派”?

今回も「ちょっとブレイク」的な話です。(科学的な話ではありません、けれども統計をとると有意差が出るかも・・・)

あなたは“シャキシャキ派”?それとも“くたくた派”?

え~、何の話?と興味をもってもらえたらつかみはOKかな。

“シャキシャキ派”とは、野菜を“生”や“生に近い”状態で食べたい人。

“くたくた派”とは、野菜にしっかり火を入れて“くたくた”な状態にして食べたい人。

皆さんはどちら?

どちらも“好き”という方もいると思います。

若い時は、エネルギー・体力があるのでどちらも“好き”という人は多いのですが年齢を重ねていくと余力が少なくなり体のバランスを保つ力が弱くなるため、その人がもっている体質の特徴が表に出やすくなります。今はどちらも“好き”という方は、年を取ってからこの話を思い出してください。

“シャキシャキ派”とは、野菜を“生”や“生に近い”状態で食べたい人。

生野菜を好んで食べたい人は、“くたくた”に煮込んだ野菜は好みではありません。また、野菜炒めはあまり火を入れず“シャキシャキ”感が残ったものを好みます。

“くたくた派”とは、野菜を“くたくた”にして食べたい人。

“くたくた”野菜を食べたい人は、生野菜は好みではありません。また、野菜炒めはしっかり火が入って“くたくた”になったものを好みます。

“シャキシャキ派”の人が“くたくた”な野菜と遭遇するとなすすべがなく顔をしかめます。なすすべがないので、選択する段階・注文する段階で“シャキシャキ”サラダを選びます。おでんの大根も味が染みるか染みないか、まだ白い部分が残っているものが好みです。

“くたくた派”の人が生野菜と遭遇するとどのような行動をとるでしょうか?塩やドレッシングをしっかりかけて、できるだけ“くたくた”にしてから食べようとします。おでんの大根も味が可能な範囲で染み染みの、白い部分が残っていない、これ以上煮込むと崩れるかも・・・という大根が好みです。白い部分が残っているとちょっとがっかりします。

さて、どうして“シャキシャキ派”“くたくた派”に分かれてしまうのでしょうか?

1回で終わらせるつもりが、長くなってしまいました。

続きは次回にしましょう。

国立病院機構 福岡病院 心療内科 平本 哲哉