心療内科ってなぁに? 第40回 瞑想法

瞑想法

世の中には色々な“瞑想法”があります。座禅もその一つです。

皆さんは“瞑想法”に対してどのようなイメージを持っていますか?「ずっと静かに座っている」「動くと背中をたたかれる」「心が落ち着く」「リラックスできる」「修行?」「何か特別な事をしているの?」「ずっと行っていると何か特別な技術が身につくの?」などでしょうか?

ここで紹介している“瞑想法”はマインドフルネス“呼吸瞑想法”をベースにしています。

当院では、“瞑想法”を「感じる」練習(「身体を通して感じる技術」を身に付けていく練習)として活用しています。具体的には「瞑想法=空の引き出し+呼吸を感じる」の中で「考えることを止める(空っぽな感じ)」や「“自然な呼吸”を感じる」ことを練習していきます。

「考えることを止める(空っぽな感じ)」や「“自然な呼吸”を感じる」ことは、書くと簡単にみえるのですが、実際に行うのは難しい技術です。そして、とても面白い技術でもあります。この技術を身に付けて深めていくと、色々な場面で役に立つので、皆さんも練習してみて下さい。

注意事項

  • 当院で紹介しているプログラムは患者さんに対する有効性と安全性について現在研究中です(このブログでは導入編を紹介しています)。
  • 個人の健康増進を目的に活用ください。また、この目的以外では使用しないでください。
  • 精神・身体症状のある人は副反応が出ることがあります。症状がある方は専門の先生と相談しながら行って下さい。

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突然ですが問題です。この花なぁに?

ヒント1:ある物を水につけて育てたらきれいに咲きました。

ヒント2:花ではなく葉っぱに注目!

答えは次回に。

国立病院機構 福岡病院 心療内科 平本 哲哉