第4週は、衣食住、医食農+園芸についての話題です。
寒さが少しずつ緩み、だいぶ暖かくなってきました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、最近の話題として「日陰組」のお話です。
クリスマスローズの花が咲きました!
玄関横の花壇だけでなく、中庭のクリスマスローズも花を咲かせました。
冬はまったく日が入らないこの2つの場所で、「何が育つのだろう?」と考え、数種類の草花を植えていましたが、どうやらクリスマスローズが良さそうです。
クリスマスローズは、「落葉樹の下で、夏は木陰、冬は木漏れ日」と案内されていることが多く、秋分の日から春分の日までまったく日が入らないこれらの場所で本当に育つのかな、と心配していました。さらに、「花芽は日が当たらないとできない」と書かれていることもあり、花が咲くのかどうかも気になっていました。
しかし実際には、株は大きくなり、枯れずに宿根草として残ってくれて、しかも花まで咲いてくれました。
予想に反して、クリスマスローズは直射日光が必須というわけではないことが分かりました。むしろ、日差し、特に夏の強い光には当てないほうが良いのかもしれない、と実感しています。
情報として得ることと、実際に育ててみることは違いますね。
シクラメンも一緒です
ということで、この2つの日陰の場所は、今後「クリスマスローズ推し」でいこうと思います。
日陰の花壇、年間プランを決めました(玄関横/中庭)
- 年間を通してクリスマスローズをベースにする(宿根草なので買い足しが少なくてすみます)
- 2月~4月に花が楽しめる
- 葉が残るので場所が分かりやすく、夏の草の手入れのときに間違って刈りにくい
このベースに、季節ごとの花を追加していく予定です。
水仙、チューリップ、ヒマワリ、アジサイも育てています。
また、桃(桜と思って購入したもの)も芽吹いており、4月頃に咲いてくれるかもしれません。
白花タンポポ、知っていますか?(在来種・絶滅危惧の可能性)
皆さん、白花タンポポをご存じでしょうか。
タンポポといえば黄色を思い浮かべますが、白花タンポポは日本在来のタンポポです。いま目にする黄色いタンポポの多くは外来種のセイヨウタンポポで、繁殖力が強く、白花タンポポが押しやられてしまうことがあります。県によっては、白花タンポポが絶滅危惧植物とされているところもあります。
福岡病院でも、池の横で1~2株咲いているのを確認しているだけで、他ではなかなか見つけることができず、探していました。ところが昨年、しっかりした大株の群生地を見つけ、綿毛の種を回収することができました。しかし、その場所はある理由でなくなってしまいました(涙)。
ただ、自宅のベランダでは、回収した種から芽が出て、花が咲き、育て続けることができました。
そこで、“えんげいぶ48”では 「白花タンポポまもり隊」 を結成したいと考えています。
ミッションは3つです。
- 福岡病院やその他の地域で白花タンポポを見つける
※株は採取しないでください。自治体の保護対象になっている可能性があります。 - 見つけたら綿毛の種を回収する
- 種から苗を作り、福岡病院に移植する
「見つけたぞ!」「育ててみたい!」と思われた方は、“えんげいぶ48”スタッフ までメールでお知らせください(院内向けの案内)。このブログを読んでいる皆さんも、白花タンポポを見つけた際には、株は採取せず、種が採れそうであればぜひ育ててみてください。
国立病院機構 福岡病院 心療内科 平本 哲哉
